普通の公立高校出身の僕が海外進学する話。

こんにちは。僕は今年の秋から海外進学する18歳です。

今回は海外進学を決めるまでの話です。

ただのサッカー少年だった僕。

海外=メッシがいるところ

いつかバルセロナの試合を観に行きたい

とは思ったくらいで、海外に全く興味はありませんでした。

英語はずっと1番の苦手教科。

でも中2の時、市のプログラムに参加し

2週間ニュージーランドでホームステイしたことが

僕の人生のベクトルを大きく変えたんです。

もちろん英語は全くと言っていいほど喋れず。

挨拶がやっとで自己紹介すらできませんでした。

大きな不安と共に出国したのですが、

いざ行ってみるとホストファミリーが最高で

寝る時以外ずっと一緒に過ごしていました。

言葉はほとんど理解できなくて、ほとんど伝えられなくて。

学んだことは少なかったけど

感じるものは凄かったんです!

先が予測できない毎日に

ドキドキしながら生活したのを覚えています。 

人間誰しも 人生に満足感を求めて生きています。

僕の場合

慣れた環境に身を置くことは

楽だし好きだけど、

そこを一歩飛び出した時のドキドキやワクワク、

未知のものから得られる感覚や達成感

それらから大きな満足感を得られることに気づいたのです。 

そして県立高校の外国語科を受験。

なぜならそこは5教科の総合得点で合否判定されるから。

受験時はまだ依然として英語が一番苦手でした。

高校の3年間は、勉強・部活の他

積極的に校外活動に参加しました。

日本の次世代リーダー養成塾、

香港大学-筑波大学グローバルリーダーズプロジェクトなど、

世界各国のいろんな人達に会う機会を得ました。

いろんな経験を通じて特に重要だと肌で感じたキーワード。

それは『行動力』です。

自分を含め、

何かについて考えて、妄想して、

自分なりの解を探す人は沢山います。

でも、達成感、満足感をはじめ、結果として現れるのには

行動力が欠かせないと思うのです。

『行動力』で差がつくことを高校3年間で何度も実感しました。

高校2年の最後の春休み。

この時期多くの高校生が人生の岐路に立たされたような気分になります。

多くの日本の高校生の目の前にある選択肢は次の2つだと思います。

①就職

②日本の大学or専門学校

しかし、僕の場合どちらもしっくりきませんでした。

大学見学にも行ったし、先輩達から話も聞いた。

いろいろ調べましたが、選択肢は思っていたよりも少なくて

僕が望むようなコースや大学が見当たりませんでした。

そんな時に中2のホームステイの経験を思い出し

海外にも少し目を向けてみようかと。

情報収集しだして驚きました。

それまでの海外大学進学のイメージって、

・ 学費がバカ高い

・ 生活費も高い

・ 英語ペラペラじゃないとキツい

つまり

英語ネイティブレベルの金持ちだけが選べる道=海外大学進学 でした。

一般的にもそんなイメージが強いのかな思います。

でも実際は

それはただの1つのイメージであって、現実は1つじゃなかった。

(長くなるので、詳しくはまたの機会に書こうと思います)

9月からErasmus University Rotterdamに進学し

主に経済学を学びます。

海外を選んだ理由は様々ありますが、

まずは多様性を体感したかったこと。

宗教、人種、文化などの多様性については

小・中・高とずっと公立の学校に通ってきた僕にとって、

興味があって調べたりはするものの

「想像上の多様性」にとどまっているだけでした。

肌で感じられる多様性は

個々の生徒の考え方や性格の違いが主で、

個人を超えた大きな多様性に触れる機会はほとんどなかった。

日本の大学が嫌だからとかは全くありません。

ただ、自分が日本の大学に進学した先の未来が

なんとなく想像できてしまった。

もちろん周りの人とおんなじように大学に行って就職して・・・

それを望む人もいるし

それが悪いわけじゃない。

けど、

自分は想像もつかない未来にワクワクします。

だから全く先が見えない進路を選択することにしました。

あと高校時代にあったいろいろな人に

大学で学んだことはほとんどなかったと言われたのもあるのかな。

経済を専攻した理由は

①シンプルにお金に興味がある

②経済をちゃんと学んだ上で

この世界をもう一度見たいと思ったこと。

例えば、環境問題一つとってみても、

経済的な問題によって環境は大きく変わります。

そして

小学校の頃から歴史が好きで図書室の伝記漫画を全部読んだし、

高校時代は特にたっくさん本を読みました。

歴史を学んでわかったのは

経済と歴史は切り離して学んではいけないということ。

経済を通してみる世界史が1番わかりやすく、しっくりきたのです。

こんな状況で多少の不安はありますが英語力鍛えて、

感じるのみにとどまらず、深く理解し学びを楽しめるよう頑張ります。

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